トム・ピーターズ「ブランド人になれ!」
友達や家族にノーと言わなければならないとして、それがどうしたというのか。何も失わずに得られるものなどない。時間は常に足りない。つまらない事に関わっている暇はない。つまらないメールに返事を書かない。いらない会合には出ない。八方美人になるな。必要でない事は切り捨てろ。過ぎた事はくよくよしない。
エクセレントでない事は今すぐやめろ。ポートフォリオがオシャレでない人はオシャレではない。
なにより怖いのは澱んで腐る事。それを避けるには頭を攪拌してくれるものや人に絶えず自分を晒す必要がある。自分を壊し再生する。いつもと同じ場所、同じ仲間、それは楽だ。しかしそれでは蛸壺の中にいるのと同じ。ブランドは磨かれない。時代に遅れないためには外からの刺激、痛みに耐える必要がある。
あの人に頼めば大丈夫、そう言われるのがブランド人である。
自分は自身を発散しているか?信頼の匂いをまとっているか?常に問いかけよう。
人はみんな、それぞれ重荷を背負っている。問題はそれをどうコントロールするかだ。ブランド人には笑顔がよく似合う。落ち込んだ時はなにより優先して自分を立て直そう。それ以上に急ぎの仕事はない。
ブランド人には、好奇心がある。一貫性はなくてよい。それより常に変化し続け停滞しないこと。明るく向こう見ずなのがよい。
トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ!
- 作者: トムピーターズ,Tom Peters,仁平和夫
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2000/03/01
- メディア: 単行本
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